やりがいを感じるとき

「しんぽ日和」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
うなぎ職人の宮川です。

新甫では唯一の女性職人で、入社して今年で4年目になりました。毎日鰻を捌き、焼きまで一通り携わっています。
普段はお客様から顔が見えませんが、出前の配達も私が担当していますので、お客様に直接お会いする事もあります。是非お声掛けください。

営業中の私の主な仕事は、厨房内で注文が入ってから提供するまでの準備をする指示塔の役割です。新甫では通称タレかけのポジションといいます。

内容は
1.注文が書かれた伝票を読み上げ、漬物や吸物のセットをする
2.ご飯にタレをかけ、鰻がのったらお盆に乗せてスタッフに席番号を指示する
3.伝票通りに全て提供できたかチェックする

お客様一人一人注文内容が異なり、ある程度把握しながら注文をこなしていくのでとても頭を使います。
ご飯の多め・少なめ、タレなし、肝吸からもち麩吸物への変更、蒲焼を細かく、よく焼き等様々です。
そのような注文を上手く伝えるために、鰻の焼き手やホールスタッフとの連携を大切にしています。

夏の忙しい時期は伝票が何十枚と連なり、1日300食以上ご提供します。
初めての土用の丑の日はちょうどコロナ禍でお弁当の数がとても増えました。ご来店のお客様のご注文と同時に、お持ち帰り弁当・出前の注文があり、一人では抱えきれず女将に手伝ってもらいながら注文をさばきました。鰻屋の超繁忙期を初めて経験し、自分一人でこの仕事ができるようになりたいと思い、次々に注文をさばく女将を真似て頑張ってきました。

今では一人で任されるようになり、やり切った時はとても気分が良く達成感があります。
今年も年末年始にかけて忙しくなりそうで、乗り切るのが楽しみです。

どうぞご会食にお越しくださいませ。新甫でお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

最新のお知らせお知らせ一覧